必要なの?転職面接のお礼メールの書き方【例文付き】

この記事では転職面接のお礼メールの必要性、書き方のポイントを例文付きで解説しています。

加えてお礼メールの返信や転職エージェントを利用している場合の注意点、社長にお礼メールを送る際のポイントなど転職における面接のお礼メールに関して幅広いノウハウをお届けします!

転職面接のお礼メールは送るべきか?

少しでも印象を良くしたい!面接選考を通過するためのアピール!そのような気持ちから転職後にお礼メールを送るか悩む転職者も多いです。

そもそも転職における面接のお礼メールは必要なのでしょうか?ズバリ言います。

面接の合否に影響することは少ない

はっきり言ってしまうと、面接の選考について影響はほぼ無いです。ただ、限定的ですが次のような場合には影響を及ぼすこともあります。

  • 礼儀を評価する面接官や企業文化
  • 第二新卒や既卒、フリーター採用
  • お礼状・メールを活用する一部の営業
  • 応募者の合否がギリギリのライン

礼儀を重んじる年配の面接官や企業文化ではお礼を伝えることは応募者に好印象をあたえます。特に地方、歴史ある企業、面接官が年配の社長などの条件では効果的な場合もあります。

次に経験が浅い第二新卒をはじめ、既卒やフリーター・ニートなど職務経験が無く、ポテンシャルや志望度などで判断しがちな採用では熱意の高さをアピールできます。

また保険・不動産・住宅・広告・事務機器・MR・医療機器など、人間性や人情味が職務で役立つ場合、例えば営業マネージャーなどによっては、お礼メールを出す行為そのものを評価する方もいます。

採用するか微妙なラインの応募者や、多くの応募者が横並びの場合に、他の転職者より印象づけることができます。

上記のような場合は、一部影響を及ぼす可能性があります。ただし、あくまで限定的でわずかな可能性です。

面接のお礼メールの例文

具体的にお礼メールの例文を記載します。以降でそれぞれの項目について、書き方のポイントも解説していきます。

件名:●月●日 中途採用面接のお礼 【自分の名前】

株式会社●●
●●部 ●●様

お世話になっております、本日●●月●●日●時より中途採用面接をしていただきました【自分の名前】と申します。
本日はお忙しいなか面接の機会をいただき、誠にありがとうございました。

貴社の事業内容や今後のビジョン、それに対する職務の重要性などを伺い、貴社で活躍したいという思いがさらに高まりました。
前職で培った【アピールした経験・スキル】を活かし、貴社に貢献できればと思います。

取り急ぎ、面接のお礼を申し上げたくメールいたしました。
お忙しいと思いますので、ご返信は不要です。

末筆ながら、貴社のますますのご発展と社員皆様のご多幸をお祈りいたします。

————————————————————————–
氏名:【自分の名前】
メールアドレス:xxx@gmail.com
電話番号:080-xxxx-xxxx
〒●●●-●●●●
東京都世田谷区●●1丁目11-1 セントラルコート205号室
————————————————————————–

面接のお礼メールの書き方のポイント

それでは例文をもとに各項目の書き方のポイントを解説していきます。

面接のお礼メール:件名のポイント

件名:●月●日 中途採用面接のお礼 【自分の名前】

面接を行う人事担当者、現場責任者、経営層は忙しいためメールの件名で内容を判断し、すぐに読むべきか判断をします。

中途採用面接では、集中した期間に数多くの転職者とメールのやり取りをするため、面接のお礼メールとしては面接日、中途採用面接のお礼、名前を記載しましょう。

新卒採用も並行して行っていると、新卒の応募者から「面接のお礼」という件名のメールも数多く届くので、日時と中途採用面接のお礼というキーワードを盛り込んでください。

「ありがとうございました」、「転職面接のお礼」など自分本位のタイトルや言葉の使用には注意してください。

面接のお礼メール:挨拶文のポイント

お世話になっております、本日●●月●●日●時より中途採用面接をしていただきました【自分の名前】と申します。

挨拶文には導入句、日時、名前をいれましょう。導入句は一般的なビジネスメールで常用されている「お世話になっております」で問題ありません。

読みやすくシンプルなのが重要なので「暑い日が続きますが~」、「拝啓 暮秋の候」などの形式張った導入句などは必要ありません。

翌日メールを見る面接官もいますので、日時のみならず開始時間を入れることで、あなたを思い出しやすいです。

無いと思いますが、名前の記載忘れには注意してください。

面接のお礼メール:お礼のポイント

本日はお忙しいなか面接の機会をいただき、誠にありがとうございました。

忘れがちですが、お礼メールにおける真の目的は文字通りお礼を伝えることです。シンプルですが、面接をしてもらったことの感謝を伝えましょう。

もし事前の日程調整で何度もメールのやり取りをおこなった場合は次のように、日程調整に対するお礼を伝えると良いでしょう。

わたくしの都合による度重なる日程調整にも関わらず、●●様にご尽力いただき面接の機会をいただけたこと、誠にありがとうございます。

土日面接に対応してもらった場合は、次のように記載すると良いでしょう

わたくしの都合により、本日はお休みのはずである土曜日に面接の機会をいただき、誠にありがとうございました。

面接のお礼メール:志望度アピールのポイント

貴社の事業内容や今後のビジョン、それに対する職務の重要性などを伺い、貴社で活躍したいという思いがさらに高まりました。
前職で培った【アピールした経験・スキル】を活かし、貴社に貢献できればと思います。

基本的に転職面接後のお礼メールでは過度なアピールはやめて、お礼以外には志望度の高さを伝える程度に押さえておきます。

その際に例文のように、面接で伺った内容を絡めると事務的なお礼メールでなく、あなたらしさを感じられる内容となります。

あくまでお礼メールなので、過度なアピールでなく面接でも伝えた活かせる経験やスキルで応募企業に貢献できるむねを伝えるにとどめてください。

面接のお礼メール:締め・結びの言葉

取り急ぎ、面接のお礼を申し上げたくメールいたしました。
お忙しいと思いますので、ご返信は不要です。

末筆ながら、貴社のますますのご発展と社員皆様のご多幸をお祈りいたします。

最後に、メール本文の締め・結びの言葉を記載します。この締め・結びの言葉をなくすと、文章に唐突感が出てしまい、丁寧さにかけるので記載しましょう。

ここで重要なのは、忙しい採用担当者に返信の手間をかけさせないように、「返信不要」の内容を記載することです。

最後の「末筆ながら、貴社の~」はよくある表現ですが、メール本文の終わりを告げるのに便利な言い回しなのでテンプレートとして記載するのが良いでしょう。

さらに面接官が複数人だったが、他の面接官の連絡先が分からない場合は次の一文も記載しておきましょう。

連絡先をいただいていないためご連絡出来ませんが、同席していただいた面接官の方々にもよろしくお伝えください。

面接のお礼メール:署名の記載のポイント

————————————————————————–
氏名:【自分の名前】
メールアドレス:xxx@gmail.com
電話番号:080-xxxx-xxxx
〒●●●-●●●●
東京都世田谷区●●1丁目11-1 セントラルコート205号室
————————————————————————–

会社用のメールでは本文の次に署名が入っていると思いますが、転職活動で使用する個人メールには署名が入ってないことが多いです。

転職活動とはいえビジネスメールです、署名は入れておきましょう。可能性は少ないですが、メールを見て連絡する場合に電話番号ふくめ連絡先が記載してあると読み手に便利です。

これはNG!面接のお礼メールでの禁止事項のポイント

例文を参考に面接後のお礼メールについて解説しましたが、本文以外にお礼メールではやってはいけないNGポイントがあるので注意してください。

  • 翌日に出すのは遅すぎる!
  • 誤字脱字はマイナス!
  • 追加アピールは印象最悪!

まずメールという性質上、パソコンやスマホがあればすぐに送信はできます。
手紙やハガキのお礼状と違い、すぐに送れるというアドバンテージを活かしてお礼メールは当日中に出してください。

翌日では遅すぎます。漫画喫茶・ネットカフェ、スマートフォンを利用し、面接した企業を出て1時間以内にお礼メールを送りましょう。

さらに誤字脱字はマイナスポイントです。メールは通常業務でも使うため、普段の仕事でも誤字脱字でメールを送っていると想像されます。
書き終えたなら必ず誤字脱字のチェックをしてください。

お礼メールの目的は面接をしてもらったことに対するお礼です。少しでもアピールしたい気持ちはわかりますが、例文にあった志望度の高さをアピールするにとどめておきましょう。

追加で自己アピールなどすると、面接官によっては「面接でアピールしてほしかった」、「ちょっとアピールが露骨であざといなぁ」と思われてしまいます。

面接でのお礼メールに対する返信

こちらが送ったお礼メールに対して、面接官や採用担当から「ご丁寧にありがとうございました。」というむねのメールを返信される場合があります。

そもそも忙しいなか、面接官や採用担当にお礼メールに対する返信をさせること自体がNGです。

そのため「面接のお礼メール:締め・結びの言葉」の言葉でも解説したように、「お忙しいと思いますので、ご返信は不要です。」の一文を入れましょう。

もしお礼メール対して返信があったなら、特に返信を求める内容が無い限り、送られたメールに対して返信ふくめ何かしらアクションは不要です。


「ご丁寧にありがとうございます」に加えて「選考まで今しばらくお待ち下さい」という内容のためさらなる返信は不要です。

社長に向けた面接のお礼メール

もし面接官が社長、それも創業者の社長やベンチャーの社長だった場合には、少し強めのアピールをすることも効果的な場合があります。

創業者やベンチャーの社長は、行動力や人間関係によるビジネスの影響力を誰よりも理解しています。

長々とアピールすることはNGですが、少し砕けたあなたのらしさが伝わる表現で志望動機や活かせる経験・スキルをアピールすると効果的です。

お礼メールは転職エージェントにも知らせる

転職エージェントを利用して、企業の面接を受けている転職者だと企業とのやり取りはエージェントが代行するのが普通なのでお礼メールについてどうすれば良いか疑問に思うはずです。

基本的には、面接を受けるまえに転職エージェントに面接後にお礼メールを送っても良いか確認しておくべきでしょう。

選考過程においてお礼メールは必須ではないので、採用担当によっては必ずしも良い印象を持たない可能性もあるからです。

加えて、転職エージェントを利用した転職活動においては企業との窓口はエージェントなので、別途採用担当に直接連絡を取ることは厳密にはビジネス上、失礼にあたります。

事前にエージェントに確認のうえ、お礼メールはBCCで転職エージェントにも送る、または送ったお礼メールの内容を転職エージェントにもすぐに送るという対応が正しいです。

事前に転職エージェントにも伝えておけば、エージェントが面接官にお礼メールにからめてあなたの人となりや仕事ぶりを伝えるのに役立つ可能性もあります。

まとめ

転職における面接のお礼メールについて解説してきました。最後に内容をまとめておきます。

  • お礼メールの面接選考の影響は限定的で少ない
  • お礼メールの内容は件名、挨拶、お礼、志望度アピール、結び、署名
  • 即日送信、誤字脱字、追加アピールに要注意
  • お礼メールの返信にはアクションは不要
  • 社長に向けてお礼メールはチャンスでもある
  • お礼メールは転職エージェントにも伝えておく